カトマンズ渓谷(ネパール)・パタン宮殿
スンダリ・チョークの壁画
カトマンズ渓谷世界文化遺産地区にあるパタン・デュバール宮殿内に居住用宮殿として1627年に建設されたスンダリ・チョークは、マラ王朝時代(1200〜1769年)の優れた建造物のひとつである。スンダリ・チョークの南ウィングで壁面に漆喰の再塗装作業を行っていた際、偶然に古い漆喰の下から壁画が見つかった。この壁画はパタンで最も宗教的な祭りであるラト・マチュンドラナスの行列を表現しているとされている。この壁画はまだかなりの部分が漆喰に覆われており、保存作業はこの漆喰の除去から始める。
Copyright (C) The Sumitomo Foundation. All Rights Reserved.
前ページに戻る