スラウェシ島・ゴワ(インドネシア)のソンバ・オプ砦
ソンバ・オプ砦は、16世紀に、ゴアの10代目国王トゥニパランガによりスラウェシ島南部に築かれたが、1669年6月のオランダ軍との激しい戦闘で破壊された。同砦は1992年にインドネシア政府の政令により、文化遺産として修復の上保存するよう指定された。土中に埋もれてしまった当時の煉瓦を掘り起こして再使用したり、不足する場合には当時と同じ大きさや形状の煉瓦を作成して修復工事を行い、極力建設時に近い姿を再現して次代に伝えようとするものである。今年度も引き続き砦の東壁を修復する。
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