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ソンボー・プレイ・クック遺跡群(カンボジア)の保存修復計画 |
ソンボー・プレイ・クック遺跡は、7世紀に建造された都市遺構で、チェンラ初期の首都イーシャナプラに比定される。域内には多くの煉瓦造寺院建築が残存する。その様式はソンボー様式と呼ばれ、インドのドラヴィダ様式の流れを汲み、カンボジアで独自に発展した最初のものである。 本事業では、@主要遺構の一つであるN1祠堂においてクリーニング、排水設備と屋根の設置、壁体の補修、A破損の著しいN20祠堂において樹木の除去、壁体の再構築、基礎の補修、B全遺構のメンテナンスを行う。 |