|
|
|
月光菩薩像
薬師如来像 日光菩薩像 |
|
木造薬師如来及両脇侍像 |
|
雪蹊寺は、弘法大師が開基とされ、創建当初は真言宗で「高福寺」と称した。その後、一時廃寺となっていたが、長宗我部元親により再興され宗派を臨済宗に改め、元親の死後寺名を「雪蹊寺」と改めて今日に至っている。四国八十八ヶ所霊場第三十三番札所として知られる。 本像は、像容や衣文表現、漆箔技法などから鎌倉時代前期の作とされる。湛慶の作風との近似が指摘され、慶派仏師による制作と考えられている。堂々たる体躯と均整の取れた姿勢、緊張感のある衣文、写実的な彫技により、鎌倉時代前期の仏像彫刻の典型例として高い評価を受けている。 大正7年(1918)に修理が行われたが、100年を経た現在、漆箔の浮き・剥落や構造の不安定化が進行しており、文化財としての価値を維持するために早急な保存修理が必要な状態にある。本年度より2ヵ年計画で修復を図る。 |