南沢遺跡出土顔面把手付土器

器高 48.0cm

北杜市内出土縄文土器

  北杜市には約950ヵ所の遺跡が存在し、山梨県内でも最も遺跡の多い地域となっている。そのうち約70%が縄文時代の遺跡であり、特に縄文時代中期の遺跡が数多く見つかっている。今回対象となる、顔面把手付土器、口縁肥厚帯土器および水煙文土器も縄文時代中期のものと考えられている。いずれも、複雑な立体造形が特徴的であるが、山梨・長野両県にまたがる八ヶ岳を中心とした地域から出土する縄文時代の優れた造形が表された貴重な土器である。

 現状、接合面の接着剤等の劣化により不安定な状況が見られるほか、破片のままになっているものもあり、今後の公開展示等も見据えて全面的な保存修理を行う。


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