深鉢型土器

口径 20.4cm 器高 28.0cm

福島県法正尻(ほうしょうじり)遺跡出土品

  法正尻遺跡は、磐梯山の南西に広がる丘陵地に位置する縄文時代中期を中心とした集落遺跡である。昭和63年(1988)〜平成元年(1989)の発掘調査で竪穴住居跡129軒、土坑759基などが発見され、26万点におよぶ遺物が出土した。今回対象となる資料は、大半を占める縄文時代中期の遺構と遺物包含層から出土した資料のうち、平成21年(2009)に重要文化財に指定された土器184点の中から選んだ12点である。

 ほとんどの資料が発掘調査直後の整理作業で修理・修復された状態のままであるが、35年以上が経過し、当時用いられた石膏やセメダインといった補修材が劣化し、取り扱い上きわめて危険な状態にある。本年度より3ヵ年計画で修復を図る。  


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