|
|
|
イタリア・ポンペイ遺跡の |
|
| 当発掘調査地区は、古代學研究所が1993年より調査を実施してきた場所である。主要な検出遺構は防御施設としての塔で、溶岩の割栗石を天然モルタルで止め「乱石積み技法」(Opsu incertum)を工法とする前1世紀前半の建造と推測される。昨年度はこの塔の北壁と南壁の修復を行い、崩落の危険がないように壁体を強化した。 今回は残された東・西壁および塔に隣接する控壁構築部分を対象に保存修復を行う。いずれも石材は出来るだけ現状と同一の物を用い、特別に開発された強化セメントで補修する。 |