(縦144.1cm 横314.6cm)
大英博物館所蔵 伝歌川豊春筆
「玉屋遊女図」六曲屏風の修復
この屏風には署名はないが、顔の描き方や容姿の筆勢から、歌川豊春による天明年間(1781〜89)初期の作品に違いないと言われている。豊春が描いた掛け軸の肉筆浮世絵は多く知られているが、この様な六曲屏風は他に残っていない。
推定される作画時期から2世紀余りの歳月が経過して、展示に耐えないほどに劣化が進行している。本紙と表装の修復を、大英博物館内の平山修復スタジオにて行う。
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