アシュモレアン美術・考古学博物館(イギリス)所蔵
「新東京百景」の修復

 アシュモレアン美術・考古学博物館は、1683年に開設された世界最初の大学博物館であり、分野を問わず幅広く美術品を所蔵している。
 修復助成対象の「新東京百景」は、1929年〜1932年に8名の画家により制作された100枚の創作版画のセットの一つで、他に判明するところではアメリカのカーネギー美術館、オランダの日本の版画美術館、日本の東京都現代美術館で所蔵されている。関東大震災のあとの東京の復興の様子や新しく取り入れられた西洋文化が描かれており新鮮でモダンである。
 台紙が西洋紙であるため酸化によるシミや変色が著しく展示に耐えられない状態であるが、2021年後半に予定されている展覧会に展示するため、修復が急がれている。修復作業は、同館内で行われる予定である。

©2021 The Sumitomo Foundation

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