バガン遺跡群(ミャンマー)寺院祠堂壁画の保存修復

 バガン遺跡群は、11〜13世紀パガン王朝の仏教遺跡群であり、現在、世界遺産登録を準備中である。
 修復助成対象は、3,000ある仏塔寺院の中のひとつのローカテイパン寺院の南壁画で、12世紀前半に釈迦八相図を題材に描かれたものである。
 現状は、表面全体に汚れがあり、コウモリの糞や虫の巣による被害、漆喰層の亀裂、剥落等が発生している。2016年8月24日の地震による大きな縦の亀裂も生じているため、修復 が急がれている。

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