イトゥンバハ修道院(ネパール)メインドアのティンパヌム(三角小間)と屋根支柱の修復

 世界文化遺産に登録されているカトマンズ渓谷にあるイトゥンバハ修道院は、ダルバー広場の北、カトマンズの中心に位置する13世紀に建造されたカトマンズ渓谷の5大修道院のひとつ。現地の宗教であるネワール教の修道院として歴史的、宗教的価値が高い。現在でも儀式等に使用されており、平常時は市民の憩いの場としても機能している。
 修復助成対象は、同修道院東棟にあるメインドアのティンパヌム(三角小間)と木彫りの屋根支柱である。
 経年劣化に加え、長年にわたるクリーニング等の保守・管理の懈怠による劣化や雨漏り等による損傷がひどいため、至急修復が必要な状態となっている。

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