ﾗﾎｰﾙ城（ﾊﾟｷｽﾀﾝ）所蔵・英領ｲﾝﾄﾞ時代撮影写真乾板の保存とデータベース化


ラホール城（パキスタン）所蔵・英領インド時代撮影の考古学調査写真乾板の保存とデータベース化
20世紀初頭の英領時代に、現パキスタン北西辺境州とパンジャブ州、カシュミール遺跡群の一般踏査と発掘調査が行われた。その際、インド考古局北方支所が、遺跡の状態や保存修復プロセス等を撮影したガラス乾板がラホール城管理事務所に保管されている。その写真の多くが未発表で、学術的にも遺跡の保存整備にも重要な知見が得られるものである。　2007年度にはその保存状況と管理マニュアルの作成を行い、2008年度は具体的な保存作業とデータベース化の作業を行った。本年度は、引き続き保存作業とデータベース化を継続して行う。