キオッソーネ東洋美術館(イタリア・ジェノバ)所蔵 浮世絵「蛍狩美人図」の修復

 キオッソーネ東洋美術館は、明治時代にお雇い外国人であったキオッソーネが蒐集した日本美術コレクションを公開する美術館として積極的に活動している。
 このコレクションの中から今年度は、歌川豊国(二代)筆「蛍狩美人図」、江戸文政(1818〜30)〜天保(1830〜44)頃の作品、絹本著色、掛幅(額装)の修復を行う。
 1960年後半から1970年前半にかけ一度額装にされたが、現状、安全な取扱いと展示が不可能な状態となっている。修復作業は、日本で行われる。

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