世界遺産コパン遺跡(ホンジュラス)建造物の修復保存計画

   コパン遺跡は、古典期マヤ文明(西暦250〜900年)を代表する都市遺跡であり、1980年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。遺跡大広場の北150メートルのところには、アクロポリス外では最大級の建築群が存在するが、35年前、無計画な行政発掘の対象となり、その後、修復保存措置がとられないまま放置されていた。本事業は、これらの建築群のうち、基壇や部屋のベンチ、床などの露出されたまま崩壊の危機に瀕している紀元7世紀から9世紀にかけての石造建造物「9L-105」に的を絞って修復保存を実施する。

Copyright (C) The Sumitomo Foundation. All Rights Reserved.

前ページに戻る