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| 胎蔵界 縦 147.7㎝ 横 138.4㎝ |
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絹本著色 両界曼荼羅図 |
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琵琶湖の東岸に所在する天台宗の古刹、「湖東三山」のひとつとして知られる西明寺に伝来する室町時代（15世紀）の絹本著色両界曼荼羅図２幅。 金剛界は九会に区画して各会の諸尊を描く。胎蔵界は中台八葉院を中心に各院を描くが、諸尊の図像には「現図曼荼羅」と異なる特徴があり、台密系曼荼羅の貴重な一本と考えられる。 江戸時代の延宝７年（1679）から約330年間修理を受けておらず、横折れ、肌裏紙の浮き、画絹の欠失、絵具層の剥離等が進む。平成23年度から26年度まで４ヵ年計画で、剥落止め、補絹、裏打替え等による保存修理を実施する。 |
