(本紙 縦121.2cm 横56.0p)
絹本著色遣迎二尊十王十仏図(けんごうにそんじゅうおうじゅうぶつず)
 真言宗の古刹、感神院木山寺に伝わる本図は、鎌倉時代に制作されたと考えられる。描かれている十王十仏は平安貴族の間で広まった極楽往生信仰が発展していくなかで描かれるようになり、十仏はやがて十一仏、十二仏と数が増えていき、室町時代には、十三仏となって確立されるが、この十王十仏は十三仏信仰の原初的形態をとどめる仏画として貴重である。
 これまで、長期間土蔵内にあったため、本紙、表装ともにしみや虫食いをはじめとする傷みが著しく、修復は全体に及んで実施する。

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