(口径12.8〜26.1p 器高22.9〜 41.2p)

塚田遺跡縄文尖底土器 
活火山浅間山の南麓、長野県御代田町塚田遺跡からは、約6000年前の縄文早期末から前期にかけての土器群が発掘されている。砲弾形を呈したこれらの土器群は「尖底土器群」と呼ばれ、遺跡名を冠して「塚田式土器」などと呼称される標識資料である。
これらは数少ない当該期の資料の中で、きわめて学術的価値が高い。
 ただし全体に脆弱で、保存に大きな間題を残すため、保存樹脂の塗布と復元剤の補填によって、抜本的な復元修理を実施する。

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