唐櫃内  宝徳三年三月十七日 河上検地帳案

  24.0cm×1,727.0cm (巻子装)    

賀茂別雷神社文書のうち武家書状164点・唐櫃内(からびつない)83点

  本文書は、平安時代以降、皇城鎮護の神として尊崇されてきた上賀茂神社の歴史を反映した平安時代後期から室町時代中期までを中心とする古文書と日記・記録類がまとまって現存する史料群であり、13,639点が重要文化財に指定されている。
 平成27年に斎行された第42回式年遷宮の古文書修復事業として実施された、巻子装文書19巻の8ヵ年計画での修復に続き、平成29年度からは巻子装文書6巻および大手鑑1帖の4ヵ年計画での修復が行われた。あらたに武家書状164点、唐櫃内83点について第3期の5ヵ年計画で修復を行っており、本年度は3年目となる。本年度の修復対象は、唐櫃内24点である。


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