大手鑑1帖の中の1通   46.5cm×66.8cm

賀茂別雷神社文書(かもわけいかづちじんじゃもんじょ)のうち巻子(かんす)6巻 
大手鑑(おおてかがみ)1帖

 賀茂別雷神社文書は、平安時代以降、皇城鎮護の神として尊崇されてきた上賀茂神社の歴史を反映した平安時代後期から室町時代中期まで を中心とする古文書と日記・記録類がまとまって現存する史料群である。
 今年度の修復対象は、大手鑑1帖で、寛治3年(1089)から寛永年間(1624〜1645)までの重要文書88通が含まれる。
 平成27年に斎行された第42回式年遷宮の古文書修復事業として実施された、経年による損傷が目立つ巻子装文書19巻の8ヵ年計画での修復に続き、平成28年度からあらたに巻子装文書6巻および大手鑑1帖について4ヵ年計画での修復事業を実施している(本年度はその3年目)。


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